月面着陸は世界で5ヵ国目です。旧ソ連、米国、中国、インド、日本です。
日本の宇宙開発の新たな一歩です。これからも若い人材もどんどん参画して技術発展していってほしいです。
小泉川上流の護岸工事がほぼ終了しました。両岸はコンクリート張りです。
川底は浚渫されました。
下流の新幹線、名神高速道付近の小泉川下流も浚渫されています。
西代(にしんだい)里山公園の上の橋より上流の小泉川護岸修復工事(京都府土木事務所)が始まりました。来年2月までです。
2~3年後にこの辺りまでホタルが飛ぶようになるといいのですが。
アメリカの少惑星探査船(オシリスレックス)が小惑星(ベンヌ)から持ち帰ったカプセルを地球に投下しました。はやぶさ2の50倍の250グラムの石を採取、持ち帰りました。
今後の研究成果が待たれます。
オシリスは古代エジプト神話の神、レックスは「王」を意味するラテン語。
このところ日本は2回新型の宇宙ロケットの打ち上げに失敗していましたが、今回は旧型ロケットを使い成功しました。インドのロケットは8月に月の南極に初着陸をしています。
月はしばらく注目されませんでしたが、 氷(水)があるとみられ、飲料水や燃料にできることから宇宙基地にできることで世界の関心が集まっています。 。
月が次の宇宙ステーションの役割というところでしょうか。
紅海の深海で新しい微生物(2023,8,8)
NHKの特集番組で、探査船により紅海の深海で新しい微生物が発見されことが報道さ
れました。
DNA解析によるとこの微生物は80%が未知のDNAから成り立っていました。
今後の調査結果によりなにかとんでもないものを発見したという期待も持てます。
興味深い内容なので取りあえずご報告致します。
1)NHKの自然科学番組・・・定期番組の「ダーウィンが来た」「ミステリアス・プラネット」他、特集番組として2022年11月には「超進化論(1)(2)(3)」も放映されました。以前からNHKならではの豊富なテーマとデータ、最新の映像が特徴です。
今回の特集番組(2023,7,23)はNHKスペシャル「世界初、深海大調査、砂漠の海、紅海に挑む、美しき命の楽園に遭遇、深海で発見、謎の湖」と番組紹介されていました。
2)紅海・・・アフリカ東北部(エジプト、スーダン、エチオピア)とアラビア半島(サウジアラビア)に挟まれた湾。平均水深491m、最深部2211m
現在進行している大陸移動の大地溝帯の一部(北端)で、この部分で大陸が裂け始めています。
3)大地溝帯・・・現在進行中のアフリカ東部を南北に切り裂く大地殻変動地帯です。
プレート境界の一つで、1000万年前~500万年前、この地帯でマントルの
上昇流が起こり、全体として地殻を押し上げ、東西に流れることでアフリカ大陸を東西に分離する力となっています。
日本のフォッサマグナの世界版です。
4)今回の探査船の調査
紅海の最深部の下に塩分の濃いもう一つの海(湖)があることがわかりました。
通常の海の生物は濃い塩分のためこの中には進めません。
この塩水湖の中に微生物がいたようです(生きているものか死んでいるものか
みていてもよくわかりませんでした)。
これはマントル近辺の水が塩分層を通って押し上げられて形成されたという説明でした。
マントル近辺に閉じ込められていた水(海水?)はかなり古い時代のものの可能性があります。この中の微生物を調査したところDNAの80%が未知のものだったということです。
注)詳しくはNHKのホームページ、NHKスぺシャルでご確認お願い致します。
2023,6,9(金)、10(土)4年ぶりに「ホタル鑑賞の夕べ」開催
この項の最初にご報告した西代里山公園(2016年5月27日開園)は小泉川寄りの部分はアジサイが川沿いに植えられ、ホタル観賞がしやすくなっています。
芝生公園は植樹、遊具は周りにあり中心は芝生で広い空間があるので、開放感がありおそらく長岡京市の公園ではトップの人気だと思います。
芝生は何時もきれいに手入れされています。
4年ぶりの開催で、饅頭「ホタルの里」も復活し、ホタルも見られて皆さん大喜びでした。
西山ホタルの家の三角屋根部分のガラス窓は夜、照明が点くと、天を指す矢印(やじるし)に見えることが今晩初めてわかりました。…写真参照
このホットニュースの最初にご紹介した西代(にしんだい)里山公園の管理棟に愛称がつきました。
市制50周年記念に発案されたもので330点の応募があり、小学3年生、田村君の「西山ホタルの家」が選ばれました。
11月6日(日)看板のお披露目式が行われました。
写真右は田村さん親子、左は中小路長岡京市長です。
前回のHP(2022,6,13)では、りゅうぐうの砂に有機物があることが確認されたことをお伝えしました。今回新たに液体の水が存在することが確認されました。
これは地球の海の起源を示しているのではないかと言われています。
地球に衝突した小惑星の水が地球の海の全てを説明できるか否かはまだはっきり分かりません。
他に、地球の内部のマントルにも水が含まれているという研究報告もあるからです。
京都新聞の掲載記事(2022.9.23朝刊)を添付します。
(参考)
「地球の誕生」
約46億年前、火の玉(マグマ)の状態で太陽の外側に誕生しました。
惑星が衝突を繰り返し、それがおさまり冷えて固まって地殻を形成しました。
大気ができ、大気の中の水蒸気が雨となって降り注ぎ44億年前くらいまでに
原始の海ができました。
地質学的な記録でたどれるのは40億年前ぐらいまでです。
(以上の記載は高等学校理科テキスト、改訂版「生物」2017年2月、数研出版によります)
したがって最初は地球には水はなかったと考えられ、水がどこからきたかよく分かっていません。
隕石の岩石の中に水が含まれていたため小惑星起源とか、宇宙のガスとかチリが起源とする学説の他、岩(マントル)の中に十分説明できる水があるとする説も有力です。
「小惑星りゅうぐう」
地球のすぐ外側を回っている直径900mの惑星です。地球と火星の間です。
公転周期は1,30年です。
地球からの距離は約3億kmです。電波で約7分かかります。
(*太陽と地球の間の距離・・・1,5億km・・・1天文単位という)
「はやぶさ2」
2014年12月に打ち上げられた日本の惑星探査ロケットです。
2018年6月にりゅうぐうに到着。
2020年12月にりゅうぐうの砂のサンプルを地球に投下、現在また別の惑星の探査に向かっています。
イオンエンジン(燃料…キセノン)を搭載。
2022年7月30日(土)9時~12時 夏休み子ども工作教室
バンビオ6F 創作室1,
参加者 合計 41名 子どもさん 20名 親御さん16名
スタッフ 5名 大藪、加藤、他3名
テーマは定番の「わたしのおうち」新作の「みんなの地球)の二つ。
沢山の自然材料と人口素材を自由に使って作品づくりします。
写真は当日の子供たちの作品の一部です。
新しい発想があり、とても面白いです。
6月15日(水)20時 今年の最初の月下美人が開花しました。
6月16日には、切り取った蕾を室内でコップに入れて咲かせてみました。
水に氷を入れるなどして低温を保ったところうまく咲きました。
部屋中に香りが充満します。
普通の花より、強い、濃密な、遠くまで届く香りです。
原生地ではこの香りで花粉を運んでくれる蛾やコウモリ(?)を呼び寄せるようです。
むろん白い色も夜には目立ちます。
上臈(じょうろう)という言葉を思い出しました。江戸時代の大奥の最高位の役職名で知られていますが、身分の高い女性、貴婦人という意味のようです。
嗅覚は五感の内でも人間を含めて生命が早い段階で獲得したものです。
今日は月下美人の食べ方をご紹介します。
1)花を切り取って、開いて、オシベ、メシベを取ってください。
花びらと軸(茶色い部分)を食べます。
2)水を入れて煮て、塩、ショウガで味付けします。スープです。
3)花そのものに味はほとんどありませんがぬめりのある食感が特徴です。
探査機はやぶさ2が小惑星(惑星ですから地球と同じく太陽周辺部分の塵やガス、氷が衝突や合体を繰り返しできたものです)りゅうぐうから持ち帰った砂の中に有機物(20種類以上のアミノ酸)が確認されました。素晴らしい日本の科学技術と研究の成果です。
有機物とは元素と生命の中間にある特別な形(構造、基・・・炭素が原子結合の中心になっている)で、炭素、水素、酸素、窒素、硫黄などからできた化合物で生命の手前の段階のものです。
アミノ酸は最も簡単な代表です。
アミノ酸からはじまりタンパク質、脂肪、核酸(DNA、RNA)、炭水化物、酵素など
生命の元になるより複雑な有機物が生れます。
現在の主要な学説では当初の地球は高熱のため有機物はなく、冷えて海ができてから
海中の特殊な環境の中で無機物から有機物が合成されたとされています。
色々な条件下の実験で有機物が合成されることは確認されています。
もちろん隕石がもたらしたものという学説もあり、隕石から有機物の確認例もあります。
有機物から生命までには細胞膜の獲得、代謝機能の獲得、自己複製系の確立など全く分かっていない分野もあり、今回の結果だけではまだまだ道遠しです。
火星を目指しているチームは、火星に今は生命がいないにしろその痕跡や、中間の生命のようなものがないかなどを探査しています。
京都新聞切り抜き 2022年6月7日
ポツポツ光っている程度でまだ少ないです。
夜、雨が来たので、8時頃金ヶ原橋から柳谷橋まで歩いて観察しました。
今夜の雨の後増えるのを期待します。
「ホタル鑑賞の夕べ」は今年も中止です。3年続きです。
ただ西代(にしんだい)里山公園の管理棟(愛称募集中)で環境2団体紹介コーナーの夜間特別展示があります。
6月11日(土)~13日(月)、7時~8時半までです。
「長岡京市ゲンジボタルを育てる会」「西山森林整備推進協議会」の活動内容紹介コーナーが新設され、展示が行われています。
公園の北の蛍橋のあたりに飛んでくれたら最高です。
アメリカの火星探査車火星に着陸(2021、2,19)
新聞記事では生命の痕跡探すと副題がついていますが
何故火星が地球の生命と関係があるのでしょうか。
生命は38億年前、海の中(熱水噴出孔周辺)で無機物から生命の元となる簡単な有機物(アミノ酸など)ができました。
やがて有機物が反応し合い、より複雑な有機物(タンパク質や核酸など)ができました。
次に何かのきっかけで1)代謝系(もの、エネルギーの出し入れ)、2)膜の形成(膜でつつまれた中と中身)3)自己複製系(自分と同じものを生み出す)の三つの形質を得て
生命が誕生したとされています。
ウイルスはそれ自身では1,3がなく、2の中身の核だけがある存在で生物と無生物の中間段階と位置付けられています。核の中に遺伝情報は持っていますが生物の細胞の中でしか増殖できません。
注1) 以上の説明は数研出版、高等学校教科書「改訂版生物基礎」「改訂版生物」(2017年2月検定)によります。
このように生命を化学進化でとらえる考え方は遺伝子の解明とその操作で医学的、薬学的発展は顕著なものがありましたが、生命の発生メカニズムはわかっていません。
この間に、地球外の天体が有機物の起源であるという考え方(ある種の隕石には有機物が含まれている、火星由来の隕石にも)、火星が地球と同じ生命の共通祖先をもつという考え方(初期の火星は生命が利用できる環境を地球と同じように持っていたことが明らかになってきた)も提起されています。
初期に水があったと思われるので火星に生命の痕跡があるのではないかということです。
注2)火星探査車の名前(perseveranceパーシビアランス)は忍耐という意味です。
歩いているセミの幼虫を見つけたので家の木に登らせてみました。17時頃です。
早いです。15分ぐらいで3mほど登りました。
19時頃 羽化がはじまり、身体の一部分が出てきました。
天使の羽根のような小さなグリーンの折りたたまれた羽根が見えています。写真1
1時間半ぐらいで脱皮はおわりました。写真2
23時、まだ葉にとまっています。朝方に飛び立つのでしょう。
セミの羽化 2020,7,24(金) 23時
本来なら7月24日は東京オリンピックの開会式の日です。
梅雨が明けず(6月10日入梅)、今週も雨が降り続いています。
羽化は始まっていますが、心なしか何時もはワンワン聞こえるセミの鳴き声がしめっています。
月下美人はメキシコ原産のサボテン科の植物で、白い花をつけます。
夜に咲き始め一晩でしぼんでしまいますが、香りのある大輪の花は忘れられない印象を残します。
よく手入れされた株ですと6月から11月まで毎月のように咲きます。
L字型の花茎の先に球形の花が開きます。
Lの上の部分が葉からぶら下がり、下の部分に花がついている状態を想像してください。
花の直径は10㎝、花の長さは根元の茎も入れると30㎝を超えます。
このように大きいのは受粉してもらう相手がコウモリだからと言われています。
花言葉は「あでやかな美人」「はかない美」です。
1の写真は花が開き始めた様子、2は開いた状態です。
2020年小泉川ホタルだより(2020,6,10)
今日近畿地方の梅雨入り宣言がありました。
金ヶ原橋と柳谷橋の間の右岸、階段下あたりを中心に20匹~30匹ポツポツと光っていました。昨年の同時期よりは少ないみたいです。
ホタル観賞の夕べ(昨年は14日、15日)、今年は中止です。
小泉川でカワセミを写しました(2020,5,27)
カワセミはヒスイ色の小さな鳥(スズメくらい))で、弾丸のように、川面を遡上したりくだったりしていて、川辺を散歩している人でもほとんど見過ごしてしまいます。
ただ巣をつくって温めたりしていると、近所の枝や岩にとまることがあり、見たり、写すことができます。
背中側はヒスイ色、腹側は茶色でくちばしがながく、尾は短く野鳥の中では信じられないような色と形で見た人は「ライブで初めて見た」と興奮します。
この写真はちょうど魚をくわえていました。
夜19時40分撮影 10分前は羽がまだしわしわ
朝10時すぎ、柳谷道の竹藪で見つけました。
1)は遠くから見たもの
2)は近くから
3)振り返ると面白い形のものが2つありました。
6月8日(土)20時30分~21時30分、前日京都南部雨(26ミリ)で、期待して
金ヶ原橋から上流に向かって観察しました。少し肌寒い19度ぐらいでしょうか。
1)金ヶ原橋上流右岸石段下あたり 20匹ぐらい
2)柳谷橋~桜橋 左岸クリの木から桜橋あたり 30匹~40匹
3)西代橋、蛍橋付近 15匹ぐらい
公園内ホタル広場からも見えます
ホタル観賞の夕べ…14日(金)、15日(土)19時30分~21時30分
西代里山公園です。
柳谷橋上流、西代橋・蛍橋の上流、西代公園の上の橋の上流で、ホタルはまだ沢山飛んでいます。
飛んでいるのを捕まえて観察してみました。
腹の下の2節が光っているのでオスです。メスは1節が光るので、光が少し弱いはずです。
すぐ飛んでいきました。
サカナやキノコにも光るものがありますが、なぜ進化の中で光る形質を獲得したのかはよく分かっていません。
求愛(コミュニケーション)のため、敵をおどかすためとか言われています。
今年は小泉川上流でホタルが一杯です。
5月30日、31日の雨の後ぐらいからホタルが沢山飛んでいます。
金ヶ原橋上流、柳谷橋上流で午後8時ごろからがいいでしょう。
同調して明滅しています。
見に来た方は皆さん喜んでおられます。
7月10日~20日、セミの羽化が続いています。
毎朝ワンワンないています。
地上の約1月の間に交尾や産卵をします。
セミは不思議な昆虫です。
産みつけられた卵は、次の年の6月ごろかえり、地面に落ちます。
土の中にもぐった幼虫は、木の汁を吸って育ち、7年以上土の中に
います。
普通、生物は太陽があり、酸素が多く、したがってエネルギーを得やすく、活動範囲を
広げられる地上の生活をするものが多いからです。
生き残りのため、地中生活の期間を変えるようなこともできるそうです。
写真はアブラゼミの羽化
・長岡京市西代(にしんだい)里山公園オープン
平成28年5月29日(日)里山公園誕生祭が行われ一部が
オープンしました。
約2万㎡の広い敷地に「ホタル広場」「カブトムシの森」
体験農園」「遊びの広場」などのエリアがあり、芝生の上で、
ライオンの遊具などで楽しく遊べます。
建物のオープンは7月下旬予定で、教室で勉強もできるようになり
ます。
写真は公園誕生祭
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