第13回里山勉強会

 

  2019年4月18日(木)10時~13時

 

    参加者 6名

 

  森の環境形成作用について資料により説明しました。

 

   (要旨)

 

森はまず飲める水や水循環システムの要(かなめ)の役割を担っています。

 

次に大気中の二酸化炭素濃度を調節して平均15Cの気温を維持しています。

 

これにつながるのが地球温暖化問題です。

 

窒素濃度の維持の役割も持っています。

 

   地球の生物がいわば皆で水循環、炭素循環、窒素循環などで廃棄物が貯まるのを防いでいたのですが、化石燃料や化学肥料により、許容量を超えて廃棄物が貯まっているといわれています。

 

    森の環境形成作用は特に他にかけがえのないものです。

 

森林を健全な状態に保つのは本当に大切なことです。

 

二酸化炭素吸収量や炭素固定の量は老木は低減していきますので

 

新陳代謝が盛んな若々しい森ということになります。

 

  質問など

 

    ・シカやイノシシの食害  ・手入れしないとどうなるの

 

    ・カイコを長く生かして生糸を増産できる研究

 

    ・人間てどこまで生きられる ・プラスティックに代わる分解可能な素材の研究

 

    ・農薬の害  ・竹林の保水力 ・木の根(深さ、広がり)

 

 写真 ミツバアオイと君子蘭